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2023.12.16
Author
杉浦 雄之介
アドバイザー
木を選ぶ事
こんにちは!
皆様は、日々のお買い物で「産地」や「材質」などをこだわることはありますか?
食べ物なんかはいい例でしょうか?
例えば牛肉。国産和牛なんかはやはり美味しいイメージですね。
お刺身など生モノは日本でとれた魚の方が安心できる気がします。
革のバッグも牛革に豚革、合皮など様々な材質が使われていますね!
住宅だと例えば床材。
合板にMDF、無垢フローリングなど様々。
無垢フローリングもナラやカバ、ウォルナットにパイン・・・本当に奥が深くて楽しいですよ!
私たちが物を選ぶのに「何でできているのか」はとても重要な要素なんですね。
特に金額が大きくなればなるほど重要になっていくものです。
住宅って何で出来ている?
家も材質で選びますよね。
木造にするか鉄骨かコンクリートか・・・悩んでしまうものです。
日本ではR3年に建った一戸建ての実に9割が木造です。(林野庁HP 「住宅における木材利用の動向」より引用)
多くの方が住宅選びの中で木造を選んで建てているんですね。
ここで多くの方は満足してしまうのですが、まだ食事で言うと和・洋・中どれにするか決めたくらいの状況です!
何の料理を食べるか、その料理はどんな素材が使われているか、
数千万円のお買い物ですから、ここまでこだわりたいものです。
木造の作り方って?
先ほどの料理に当てはまるのが工法です!
在来軸組工法 と 枠組壁工法(ツーバイ)
柱のある工法が在来軸組工法、床壁天井だけで作るのが枠組壁工法(ツーバイ)です。
(林野庁HP 「建築分野における木材利用」より)
農水省の調査によると、「家を建てるとしたらどんな工法にしたいか」を聞いたところ、
約半数の方が木造在来軸組工法にしたいと答えたようです。
木材を選ぶ
料理の素材についてはまさに樹種に通じますね!
野菜売り場で吟味するかのように、
家の木材もいい物を選ぶことで質の高い建物へとつながっていきます。
木による違いについては全国木材連合会(全木連)の「木材選びの基礎」がわかりやすいでしょうか。
https://www.zenmoku.jp/ippan/kiso/select/
※全国木材組合連合会HP「木材選びの基礎」より
同じ木でも樹種によって様々な違いがあります。
特に分かりやすいのが腐りにくさを表した「耐朽」について。
腐りにくい「ひのき」はお風呂などによく利用されていますね。
※森林・林業学習館HP「木材の耐久性」より
https://www.shinrin-ringyou.com/mokuzai/taikyu.php
木材の耐久性の実験です。
見た目は同じ木でも全く違う結果になっています。
この四種類の木材はどれも住宅に使われる木で、
特に重要な「土台」という部材に使われることが多い木材です。
この材料が家を支えるのですから、とても大切ですよね!
ただ、ホワイトウッドだからダメ!ではないんです。
木材選びの基礎の表にもあるようにせん断に強いなどメリットもあります。
様は使い方なんですね~。難しい!
おわりに
お読みいただきありがとうございました。
今回は木についての豆知識のような投稿となりました。
いかがでしたでしょうか?
住宅は数々の製品の中で、どんなものよりも長い間触れていく製品です。
価格やデザインだけでなく、「価値」という所にも目を向けてみて、
最高のお家づくりを進めていきましょう!
お疲れさまでした!
十勝・帯広のリゾートのような癒しの新築・注文住宅の住宅会社。
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