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2025.09.09

Author

杉浦 雄之介

アドバイザー

杉浦 雄之介

最新の用途地域「田園住居地域」は全国で唯一、北海道十勝にある!!

こんにちは!

皆様、土地探しははかどっていますか?

土地探しをするときは「用途地域」がとっても大事!

思い描いた建物が建てられない・・・そんなことになってしまうこともあります。

そんな用途地域ですが、2018年より「田園住居地域」が新しく生まれました。

そしてその地域に指定されているのは、なんと全国で唯一、十勝のある市町村なんです!

今回はそんなお話です!

【目次】

  • 田園住居地域とは
  • 田園住宅地域に指定された場所とは・・・

土地探しをするときに「静かなところがいいな~」だったり「便利なところがいいんだよな~」だったり。

大切にしたいポイントって多々ありますよね!

私ももし新しい家を建てるなら街中がいいなあ・・・なんて思ったり。

特に長く十勝に住んでいると「住宅密集地といえばあそこだな」とか「あの辺って工場ばっかりだな」とか、

なんとなく地域の色のようなものがイメージできるかと思います。

当たり前な風景で疑問に思うことは少ないですが、これってなぜでしょう??

それは・・・国が、良好な市民生活のために都市計画でどこに何を建てられるのか定めているんです!

都市計画とは

では都市計画とは何でしょう?

都市計画は「都市の健全な発展と秩序ある運営を図る」[2]、「劣悪な居住環境に起因する国民の健康問題を防止する」、「都市景観を改善し、保守する」などの必要性から、土地利用のあり方、都市施設(道路・公園等)の整備、市街地開発について計画を策定し、その実現を図ることであるといえる。

wikipedia「都市計画」より引用

みんなが暮らしやすい街づくりをしますよってことですね。

都道府県が指定した場所を市町村が街づくりしてね。みたいなイメージです。その指定された地域のことを都市計画区域といいます。

その都市計画区域の中を「工場を建てる場所はここ」とか「ここは住宅地にしよう」とか分けているわけです。

それが地域地区、用途地域と呼ばれるものです。

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国交省HP 「建物を建てられるところと、建てられないところの話」より

地域地区とは

法律としては都市計画法にて規定されている地域地区の中の一つが用途地域です。

地域地区とは都市計画区域内をどんな風にしていきますよ。と定めたものです。

例えば「歴史的風土特別保存地区」なんかは有名ですね。

京都のローソンが他の地域と色が違う!なんて話題になりました。

実際は茶色くしなきゃいけないわけではないですが、青色の面積は少なくしないとだめだそうで、

通常より細い線になっています。(こちらの記事 TBS NEWS DIG「赤くないマクドナルドに青くないローソン..."京都のルール"に対応した、大企業の"京風の一手"」より

kyoutoro.jpg

ローソン 岩倉西河原店 

用途地域とは

そして今回のメインテーマ用途地域について!

用途地域(ようとちいき)とは、都市計画法地域地区のひとつで、用途の混在を防ぐことを目的としている。住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので、第一種低層住居専用地域など13種類がある。

wikipedia「用途地域」より引用

街並みをより細かく分けているイメージです。

高い建物が建てられない場所や工場しか建たない場所など暮らしやすい街づくりをするための指定ですね。

13種類の内訳については

です。(各地域のwikipediaの記事にリンクしています)

結構細かく分かれており、地図を色分けした「都市計画図」で指定場所を確認できます。

帯広の用途地域は→こちら「帯広市HP 都市計画図」

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国交省HP「土地の使い方と立て方のルールの話」より

一つ例として見てみましょう

nisiobi.png

帯広市公式HP 都市計画図より一部引用

帯広市西23条南4丁目付近です

ピンク色が中島通(アルバータ通)ですね。

この中にある「一低」と書かれたところでは店舗・工場は建てられません。(小規模な店舗併用住宅は建てられる)

そして建物の最高高さは10mと決められています。

二階建ての家で7m前後の高さがあるため、3階建てを建てるのは難しくなっています。

googlemapで見るとこんな感じ

obinisi.png

いくつか地域内に店舗がありますが、いずれも住宅の一部が店舗になっています。

そしてアパートなどは中島通り沿いに配置され一低からは外れています。

西帯広が一戸建てだらけなのはこのように厳しく街並みが規制されているからなんですね。

ちなみに西帯広には「地区計画」というさらに厳しい規制まで設定されています。・・・厳しい!!

こんな感じで用途地域でどこにどんな街を作るのか決められていますが、

久々の新しい用途地域「田園住宅地域」が2018年に誕生しました。どんな地域なんでしょう?

田園住居地域とは

田園住居地域(でんえんじゅうきょちいき)は、都市計画法による用途地域の一つで、農地や農業関連施設などと調和した低層住宅の良好な住環境を守るための地域である。

wikipedia「田園住居地域」より引用

恐ろしくざっくりしていますが笑

内容としては先ほどの一低とほぼ一緒です。

ただし、農作物の生産・集荷・処理のための施設、作物や資材を貯蔵する倉庫を建てられます。

そして店舗についても日用品の販売や飲食店など暮らしに必要な小規模な店舗を建てられ、周辺地域で生産された作物の販売や利用した飲食店などはより規模の大きな店舗を構えることができます。

wikipediaにある「農地や農業関連施設などと調和した」街並みは地元の素材を使った飲食店や大き目の直売所などが立ち並んでいるような魅力ある田舎の街並みなわけですね。

なんというか田舎らしさ、自然を感じられる地域というイメージがありますね。

具体的にどんな地域に田園住居地域は存在しているのでしょうか?

国交省「都市計画現況調査」より「用途地域都市数」によると・・・

denen.png

1都市???

田園住宅地域に指定された場所とは・・・

田園住居地域ができて7年。

その用途地域に指定された都市はただ一つです。

その市町村とは、自然豊かな北海道の中でも食料自給率1,100%という日本の食糧基地十勝にある「本別町」です!

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HOT本別「元気くんと「日本一の豆のまち」について より

本別町とは十勝の北東部にある町で、十勝らしく農業が盛んで特に豆が名産となっており「日本一の豆のまち」と呼ばれております。

その他にもとても広い農場が広がっておりますが、その中でもトウキビ畑が有名です。

目に映る一面がすべてトウキビになるほどに広い畑ではかつて巨大な迷路が毎年作られておりました。

水曜どうでしょうの「十勝二十番勝負」にも登場していましたね。(トウキビは生えてなかったですが・・・笑)

十勝二十番勝負は番組に初めてonちゃんが登場した回でめちゃくちゃな内容ですがとても好きな企画です!

そんな本別町にある田園住居地域はこちら!

dennnenne.png

本別町公式HP「都市計画図」より

地域内には小中高校があり、橋を渡ってすぐに広がるとうきび畑が本別らしさを物語ります。

dennenntoukibi.png

トウキビ迷路を復活させようと始まったひまわり迷路も地域内で行われているようで

農作物と触れ合い育つ環境が整っているといえます。

のんびり広々と暮らしているお家も多く見受けられます。

スロウな暮らしにあこがれている方にとってとても雰囲気の良い地域ではないでしょうか?

今回は田園住居地域について、その基礎知識として都市計画についてのお話でした。

土地探しの際、ここを意識するとまた違った角度から土地の良さを知ることができるのではないでしょうか?

ここ数年ずっと土地不足が叫ばれており土地探しに苦労されている方も多いかと思います。

こんな風な住みたい場所探しで思いもがけない相性のいい物件が見つかるかもしれませんよ?

十勝・帯広のリゾートのような癒しの新築・注文住宅の住宅会社。
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