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2024.03.05

Author

杉浦 雄之介

アドバイザー

杉浦 雄之介

住宅ローンの相場とは?

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こんにちは!

皆さん、住宅を建てる時に一番悩むところといえば・・・

やはり住宅ローンではないでしょうか?

数千万円のローンなんて借りたことないし、払っていけるのか心配・・・。

そんな声を多く耳にします。

それに対し参考にするべき指標や基準などは色々とあるのですが、

「本当にその基準が正しいの?」「都合がいいように出来てるんじゃないの?」

・・・と思う方もいらっしゃるかと!(私がそういうタイプなんですね 笑)

そこで!

今回は「実際に」皆さんがどれだけのお金を借りているかなどが分かるデータを紹介します!




実データが見える「フラット35利用者調査」

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「フラット35」

テレビCMなどで耳にしたことのある方も多いかと思います。

全国で取り扱われている住宅ローンです。

全国で取り扱っているだけに圧倒的な利用者数ですので、データの量もかなりのものです。

そしてフラット35の融資業務を行っている住宅支援機構はそのデータを公開してくれています!

かなりたくさんのデータがあり訳が分からなくなってしまいそうですが

その中で参考になる数字を紹介していきます。

では、データに触れていきましょう!

↓↓↓データはこちら↓↓↓

https://www.jhf.go.jp/files/400366726.pdf

ムリのない返済「返済負担率」

CMとかでよく聞く「ムリのない返済

いまいちわからないから困っているんだが!?

そう思いますよね。(笑)

正直人によって収支が違うし何とも言えない部分なので仕方ないのですが・・・

色々な数字とみんながどんな風にしているかを参考にしていきましょう!

まずは「返済負担率」の紹介です。

返済負担率(返済比率)とは・・・

世帯月収(総支給)に対して月々のローン支払い額何%になっているか」です。

計算式は

月々支払い額÷世帯月収(総支給)返済負担率

月10万円の住宅ローン、世帯年収500万円(ご主人様年収400万円+奥様100万円)なら

・500万円×12か月=41万円  ・10万円÷41万円24.3%

となります。

数字が分かったところでデータを見てみましょう。

返済比率.png25~30%の方が一番多い

全体の半数近くが25%以上

平均値は23.1%ですが極端に低い人もいることがデータから見えます。

実は返済負担率は「25%以内が安心できる数字」というのが定説でした。

だからなのか、過去は20~25%の方の割合が高くなっています。

ですが価格の高騰もあってか25~30%の方の割合が逆転しました。

ローン減税の期間延長太陽光発電の普及補助金などによる負担軽減も要因として挙げられそうです。

世帯で500万円の年収なら25~30%104,166~125,000円の月々支払額となります。

35年支払い 金利1%で3,690万円~4,420万円、40年なら4,120~4,940万円の借入額です。

フラット35S(2024年3月時)なら金利1.34%で3,490万円~4,180万円の借入額ですね。

ムリがないかどうかはともかく、多くの方がこれだけの住宅ローンの負担をしているというのは

一つの基準となるのではないでしょうか?

もっと細かく「都道府県別指標」

さて次はもっと細かく見ていきましょう。

https://www.jhf.go.jp/about/research/2022.html

こちらに先ほどの集計の根拠となるデータがあります。

これは都道府県別に数字が分かれております。

更に絞って「土地付き注文住宅」(土地+建物購入)

ここの「第23表 総返済負担率」を見ていきましょう。

負担率北海道.png

北海道の欄より中央値26.3%

25%以上が総数543件に対し152件+112件で264件 48%となっております。

ほぼ半数が25%以上と見て取れます。

年収北海道.png

本人年収北海づお.png

第5表 世帯の年収」より北海道中央値が581万円(「第6表 本人の年収」よりご主人様466万円 これにより奥様115万円とする)

25~30%月々:121,041円~145,250円ですね。

ちょっと余談です。

所要資金.png

第13表 所要資金」より

北海道の所要資金の平均値4,201万円となっています。

総額4,200万円くらいの方が多いんですね。

土地が800万円として建物3,400万円です。

面積北海道.png

第11表 住宅面積」より北海道の中央値が111.7㎡ 約33.78坪です。

3,400万円÷33.78坪で坪単価約100万円です。

一般的にどれくらいの坪単価なんだろう?という疑問に関しては

こちらが参考になるかと思いますね。

まとめ

住宅ローンの相場観、伝わりましたでしょうか?

中央値をお伝えした形ですので、イメージとのズレもあるかとは思います。

データから見ても4,000万円超の時代が本当にやってきているのが分かりますね。

このようにローンの細かいお話、特に家や生活を絡めるようなローンのお困りごとについて

私はとても得意としているアドバイザーです!

是非来場のご予約を!

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